密葬とは?家族葬・直葬との違いから行う際の注意点まで徹底解説
葬儀の種類お葬式を開くことになったみなさま、「密葬」という葬儀スタイルをご存知でしょうか?
「そもそも初耳だ」「なんとなく知ってるけど家族葬や直葬との違いがわからない」という方も多いでしょう。
この記事では、密葬とは何かを解説します。家族葬・直葬との違いから、実際に密葬を行う際の注意点まで、網羅的に説明しています。
密葬についてよく理解したうえで、葬儀のスタイルについてご検討してみてはいかがでしょうか。
密葬とは?
密葬とは
密葬とは、芸能人などが亡くなったときに一般の方が参加する「お別れ会」を行う場合に、事前に死者の家族やごく近しい友人のみで行われる葬儀スタイルです。
密葬といえば少人数で行われるイメージを持っている方も多いと思いますが、数の規定はないので、400人規模の密葬もあれば1人しかいない密葬もあります。
また、密葬は家族葬と混同されがちですが、全く同じ意味ではありません。この点については、後の章で解説いたします。
密葬といえば少人数で行われるイメージを持っている方も多いと思いますが、数の規定はないので、400人規模の密葬もあれば1人しかいない密葬もあります。
また、密葬は家族葬と混同されがちですが、全く同じ意味ではありません。この点については、後の章で解説いたします。
密葬のメリット
密葬のメリットとして以下が挙げられます。
葬儀にかかる費用や人員を少なくできる
葬儀は生前お世話になった故人を誠意を持って弔うものなので、ケチケチするのは故人に失礼だと考えられるかもしれません。
とは言いつつも、現実問題としてできるだけ葬儀にかかる費用は減らしておきたいものです。
また参列者の対応などの手間もなるべく省きたいですよね。
そのようなときに、少ない費用と人員で葬儀を行える密葬がぴったりです。
とは言いつつも、現実問題としてできるだけ葬儀にかかる費用は減らしておきたいものです。
また参列者の対応などの手間もなるべく省きたいですよね。
そのようなときに、少ない費用と人員で葬儀を行える密葬がぴったりです。
多数の参列者による混乱を防げ、近しい人だけでゆったりと故人を送れる
例えば、芸能人が亡くなった場合、たとえ故人が本人でなくその家族であったとしても、普段親交がある人が大勢集まることになります。また、ファンやマスコミなど故人と直接関わりがない人も多く集まることが予想されます。
このような場合に、自宅や葬儀場が混乱するのを避け、親しい人だけで静かに故人を送り出す目的で、密葬で弔われることが多いのです。
また、芸能事務所によって別途、一般人向けの「お別れの会」や「偲ぶ会」が開催されることがあります。
密葬と家族葬・直葬との違いは?
密葬と家族葬・直葬の違いは、
・密葬が本葬を行うのに対して、家族葬は行わない
・密葬がお葬式を行うのに対して、直葬はお葬式すら行わない
です。
家族葬は身内だけで故人を見送る小規模なお葬式のことです。本葬は行いません。
密葬は身内でお別れをした後に、身内以外の方ともお別れを行う後日開催の本葬がセットになったものを指します。
ただ、近年は本葬を行わないことが多くなってきました。
すると、「密葬を終えた」と伝達を受けた方は、その後の本葬があるのかないのかがわからず迷ってしまいます。
そこで、本葬なしで密葬のみを行うスタイルを指す葬儀名称として家族葬が生まれました。
本葬がセットで行われることが前提の密葬とは異なるのです。
直葬はお葬式をせずに火葬だけを行うものです。
「葬」という文字があるので、葬式を連想された方も多いかと思いますが、直葬は「火葬を行って遺骨にする」だけのものです。
・密葬が本葬を行うのに対して、家族葬は行わない
・密葬がお葬式を行うのに対して、直葬はお葬式すら行わない
です。
家族葬は身内だけで故人を見送る小規模なお葬式のことです。本葬は行いません。
密葬は身内でお別れをした後に、身内以外の方ともお別れを行う後日開催の本葬がセットになったものを指します。
ただ、近年は本葬を行わないことが多くなってきました。
すると、「密葬を終えた」と伝達を受けた方は、その後の本葬があるのかないのかがわからず迷ってしまいます。
そこで、本葬なしで密葬のみを行うスタイルを指す葬儀名称として家族葬が生まれました。
本葬がセットで行われることが前提の密葬とは異なるのです。
直葬はお葬式をせずに火葬だけを行うものです。
「葬」という文字があるので、葬式を連想された方も多いかと思いますが、直葬は「火葬を行って遺骨にする」だけのものです。
密葬を行う際の注意点
密葬を行う際に、いくつか注意していただきたいことがあります。
ここでは、ご遺族側と知らせを聞いた側のそれぞれのケースについてご説明します。
気をつけるべき注意点をしっかりと理解し、相手方に失礼のないようにしましょう。
ここでは、ご遺族側と知らせを聞いた側のそれぞれのケースについてご説明します。
気をつけるべき注意点をしっかりと理解し、相手方に失礼のないようにしましょう。
ご遺族側の注意点
密葬を行う際に、ご遺族側で真っ先に決めなくてはならないことは、本葬を行うかどうかです。
本葬を行うかどうかでそれぞれに対して注意点がありますので、まずは本葬を行うかをご遺族で相談して決めてください。
本葬を行うかどうかでそれぞれに対して注意点がありますので、まずは本葬を行うかをご遺族で相談して決めてください。
本葬は行わず、家族やごく近しい人のみでお葬式を行う場合
この場合の注意点は2点あります。1)親戚などの近しい関係者から理解を得る
→仮に本葬があったとしても、本葬で参列する人には、故人と対面する機会がないからです。
2)後々、訃報を知った人が、自宅へ弔問に訪れることを頭に入れておく
→何人もの関係者がいたる日に弔問されるので、香典返しの用意など、その都度対応する必要がでてきます
本葬を行う場合
この場合の注意点は、身内だけで密葬は行うが、本葬については密葬とは別に告知する旨を関係者に知らせることです。
これは、家族以外の方々に本葬に参列していただくためです。
これは、家族以外の方々に本葬に参列していただくためです。
知らせを聞いた側の注意点
密葬を行うという知らせを聞いた人が注意すべき点をご説明します。
香典は必要?
一般的な葬式ではなく、あえて密葬を行うことを決断された喪主の方の気持ちを配慮して、香典を送らないのがおすすめです。近年、家族葬や密葬を行うケースが増えてきています。
その理由として近しい人だけで静かに故人を送りたいこともありますが、現実的な問題として、葬儀に費用や手間をあまりかけたくないことが挙げられます。
その中には、香典返しの手間を省きたいなどの意図がある場合も多いので、その気持ちを察して香典は送らない方が無難です。
供花や弔電はどうすればよい?
供花や弔電については、あえて辞退するようとの連絡がなかったときは送っても失礼にはならないでしょう。大切なのは、形ではなく故人との生前のおつきあいを思い出して、故人を深く悼み弔う気持ちであると言えます。
もしその気持ちを伝えたいのであれば、電報を送ったり、後日、弔問するなどで伝える方法もありますので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
いかがでしたか。
密葬とは何か、家族葬・直葬との違いから注意すべきことまで一通りわかっていただけたと思います。
アイワセレモニーでは、一般的なお葬式から、家族葬・直葬などの葬儀を行うことが可能です。
ぜひこの機会にアイワセレモニーを訪れてみてはいかがでしょうか。
ご希望に合わせて最適なプランをご用意。アイワセレモニーはこちら
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