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葬儀のマナー|押さえておきたい様々な葬儀のマナーを紹介

お葬式のマナー,葬儀の流れ

葬儀に参列することになったが、葬儀のマナーがよくわからないという方もいるのではないでしょうか。この記事では、服装や持ち物から実際の葬儀での香典のマナー・お焼香の方法まで丁寧に解説しています。葬儀に参列する際の参考にしてください。


葬儀におけるマナーとは

ここでは、通夜・葬儀・告別式における一般的なマナーについて解説します。基本的なマナーを解説したのちに、具体的な服装やお焼香の作法などを説明します。葬儀へ参列する際の参考にしてください。


通夜・葬儀・告別式における基本的な作法

過去には、通夜・葬儀・告別式は別々に行われていましたが、現在では葬儀に続けて告別式を行う形が一般的になってきました。通夜とは、葬儀・告別式の前に執り行われるもので、親族や特に親しい友人・知人などが集まり故人のご冥福をお祈りするものです。通夜では、焼香と参列者が故人を偲んで軽い食事をする通夜振る舞いが執り行われます。

通夜振る舞いには故人を偲ぶ意味があるので、誘われたら一口でも箸をつけるのがマナーです。通夜を後にする際は、故人に再度焼香をさせてもらいましょう。

葬儀・告別式は通夜の後に執り行われます。特に、葬儀・告別式は故人への最後のお別れの場という意味合いがあるので、遅刻だけは絶対に避けましょう。受付などが混雑している場合もあるので、葬儀開始の20分前には斎場に到着し受付をするのがマナーとなっています。


服装・持ち物の作法

男性の正装は「モーニング」と言われるもので、主に遺族や近親者などが着用します。参列者は略装であるブラックスーツやダークスーツを着用します。男性の服装で一番気をつけなければいけないことは、ワイシャツ・靴下・ネクタイ・靴です。ワイシャツは、カラーシャツではなく白一色のもので、靴下・ネクタイ・靴は必ず黒いものを着用しましょう。

女性の服装は「ワンピース」や「スーツ」が一般的です。正装の場合、色は黒にすることが無難です。参列者として略装をする場合は、暗い色(紺やグレーなど)も可ではありますが、黒が良いとされています。ノースリーブやレースなど華美な装飾が施されているものは着用しないようにしましょう。同様に、マニキュアやパール以外のアクセサリーも避けましょう。

葬儀の場では、革製のバッグはマナー違反とされるのでなるべく避け、黒または暗い色の布製のバッグを使うようにしましょう。

遺族とのご挨拶における作法

遺族とのご挨拶では、基本的にお悔やみの言葉以外をかけることを避けましょう。例えば、「心中お察しします」などとよく耳にしますが、悲しみの中にいる方にとって「あなたに何がわかるの?」感じてしまう言葉かもしれません。

気遣ったつもりでも、相手に余計な負担をかけてしまうことがありますので、お悔やみ以外の言葉を避けた方が無難です。また、使う言葉にも気をつけましょう。例えば、「死」などの強い表現や、キリスト教式や神式では「冥福」などの仏教用語も避けるようにします。


お香典における作法

宗教や宗派によって、不祝儀袋の種類や表書きのルールがあります。訃報を受け取った際は、必ずご遺族に宗教や宗派を確認しましょう。特に、キリスト教や神道の場合は仏式に比べて、表書きが著しく異なります。

「不幸を予期していて、準備をしていた」と解釈される可能性があるため、お香典には新札は基本的に避けた方が良いとされています。だからと言って、「くしゃくしゃのお札を用意するべき」ということでもありません。同じお金ではありますが、受け取る側からすれば、キレイなお札の方が好印象な場合が多いので、新札を用意して折り目をつけることがよいとされています。

また、お香典を忘れることはあってはならないことです。出発する前に再度確認しましょう。


焼香における作法

ここでは焼香のなかで一般的といえる「立礼焼香」について解説します。

焼香の順番を自席で待ち、自分の順番が来たら先ずは次の番の参列者に黙礼をしましょう。その次に、僧侶とご遺族に対して一礼をします。そのまま焼香台へと進み、遺影に一礼し、3本の指(親指・人差し指・中指)で抹香を掴み、目を閉じながらおでこの高さまであげましょう。

その後、香炉に抹香を置きます。この回数には明確なルールがありませんが、1〜3回が一般的とされています。そして、合掌をしましょう。最後に遺影に深く礼をし、僧侶とご遺族にも一礼した後に自席に戻りましょう。これが焼香の一通りの流れです。


会社関係の葬儀におけるマナー

ここでは会社の葬儀におけるマナーについて解説します。一般的な葬儀と異なる部分を重点的に解説するので、ぜひ参考にしてください。


社内の場合

上司や同僚の葬儀の場合は、会社からの見舞金とは別に、個人としても香典を渡すことが必要とされています。これは、同僚の家族などが亡くなった場合も同様です。個人としての香典は、通夜で渡し、会社としての香典や見舞金は葬儀・告別式で渡すのが一般的とされています。

会社の社長や役員などの重役が亡くなった場合は、会社が「社葬」を行う場合があります。多くの関係者などが参列するので、参列する場合は、会社や故人のイメージダウンにならないように私語などを慎みましょう。

取引先の場合

取引先の方の訃報を受け取った場合は、個人で勝手に行動するのではなく、上司や社内の指示を待ちましょう。第一報を受け取ったのが自分であった場合は、上司や担当部署に報告することが肝要です。弔問などに勝手に行くことは厳禁です。

取引先の葬儀に参列する際には、受付で名刺を差し出します。また名刺を提出したとしても、必ず芳名帳に名前を記帳しましょう。記帳する際は、上司の名前と肩書きを書くことを忘れないようにしてください。取引先の関係者の葬儀に参加する際は、会社の代表として参列していることを忘れないようにしましょう。


まとめ

この記事では、葬儀について、服装や持ち物から香典のマナー・お焼香の方法まで解説しました。香典のマナーや焼香の方法は宗派によって異なる場合もあるので、葬儀の連絡が来たときはまず宗教・宗派を確認しておくと良いでしょう。

アイワセレモニーでは、様々な葬儀の提案をしています。葬儀内容や葬儀の費用などを知りたい、などの場合、相談・資料の請求・お問い合わせは無料なので、気になった方はぜひご相談ください。

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